言葉を重ねるのはリズム感によるものなのか。ほぼほぼ、なるほどなるほど、ですです。とりあえずは2回。大事なことは3回。言葉を繰り返す。じゃあ1回しか言わない場合はうまく伝わらないのか? まずそんなことはない。1回目の言葉を2回目の言葉が補強するようにレイヤーを重ねていく。同じ言葉の色が重ならない、ほんの少しずれる淡いニュアンスもある。強度と曖昧な部分を同時に表現できるような。
では最高何回まで繰り返すことが許されるのだろうか。
三三七拍子があるのなら7回まではリズム感的に許されるのだろうか。
ほぼほぼ、ほぼほぼ、ほぼほぼほぼ。
ですです、ですです、ですですです。
口に出してみるとたしかに収る感じがする。ただ相手にとってはふざけているとしか思われない。たとえメールに7回書いたとしても、コピペミスったなと思われるだけだ(見た目の並びはインパクトあるけども)。
じゃあ、文章を2回書くのはどうか。
じゃあ、文章を2回書くのはどうか。
じゃあ、文章を2回書くのはどうか。
じゃあ、文章を2回書くのはどうか。
じゃあ、文章を2回書くのはどうか。
じゃあ、文章を2回書くのはどうか。
じゃあ、文章を2回書くのはどうか。
2回ではなく7回だけど。リズムが出てきて歌詞のサビ部分のよう。
言葉は何度も繰り返さないが、寝て起きて食べて動いてを繰り返すのは大丈夫なのだ。
繰り返し言葉の着地点はやはりこの人の言葉になるのだった。