ashita text

野蛮に現在のテキストを積み重ね

何チャンス? 何ピンチ?

サイズ感を無視すれば、おそらくすべてがチャンスなのではないか。チャンスが逃げたとしても、向こうからやってきたとしても、チャンスはどこからともなく手当たり次第にすれ違う。6億円チャンス。アタックチャンス。しじみチャンス。どんなチャンスがあっても違和感はない。
そうなったら、より大きいチャンスをステイする人だって出てくる。待って待ってチャンスを待ち続ける。そして死ぬ。それもチャンス。平穏無事に過ごせたというチャンスが実現したのだと考えればいいだけだ。チャンスの膨張は永遠に続く。

で「ピンチの後にチャンスがある」とすれば。

おそらくすべてがピンチだとも考えられるのだ。プラスがあればマイナスも。だからといって、6億円ピンチ、アタックピンチ、しじみピンチという言葉はない。そもそもヤバすぎるピンチは死ぬ。なにも起きなくてもピンチを恐れてダメになる場合だってある。ピンチの底なし沼。そのときチャンスがどこまで引き上げてくれるのか。ミリ単位で引き上げても、まだ沼の中だったらどうする。

一転して「チャンスの後にはピンチ」なのか。

チャンスという言葉に、どれほどのチャンス要素が
ピンチという言葉に、どれほどのピンチ要素が
それぞれ含まれているのか。
要素がなくても言葉はでっちあげられる。
どちらが前でも後ろでも構わない。

ところで、次にすれ違うのは、何チャンス? 何ピンチ?