ashita text

野蛮に現在のテキストを積み重ね

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ネクスト伝統(猛暑とうなぎ)

気温40度な2018年夏、暑さに負けないようにするにはどうすればいいのか。結局うなぎなの? 科学的ではない角度で思いを巡らしてみる。

残らなくてもいいから変化を −ゴードン・マッタ=クラーク展、映画『菊とギロチン』−

ゴードン・マッタ=クラーク展と映画「菊とギロチン」を通して、変化(アナーキーさ)は受け継がれるのか? なにも残らないのか? 思い巡らせる。

夏は夜、眠りながら歩く

深夜0時を過ぎる前後、誰もいない道を歩くのが好きだ。深夜遅くまで仕事をして帰路半ばで電車がなくなり、仕方なく自宅まで1、2時間かけて歩くというのを連日繰り返していたら、歩くことが面白くなってきたのが発端だ。ド深夜、外に人がいない静けさ。誰もい…

千葉でミニムな言葉を投げあった

週末。正午。千葉県某駅。蒸し暑い駅の待合室で二十代後半くらいのアジア系男女に道を尋ねられた。なにを言っているのか分からないが、おそらくわかりやすいようにたどたどしい英語で話しかけているのだろう、それは分かった。しばらく聞いていると場所を訪…

緊張と緩和の奈落 −CANCER『THE MECHANISM OF RESEMBLING』展−

文字笑いの重なり 「もう笑うしかない」というようなシチュエーションがあったとして、そのときの笑いはどこに向けられているのか。自分でもなく、雰囲気でもなく、笑いがどこにも行かないという諦めで笑っているように思える。緊張の緩和じゃない弛緩しきっ…

記憶に残る場面、覚えないパスワード

ワールドカップサッカーで「記憶に残る試合だった!」というけれども、試合開始から終了までの一部始終をすべて覚えている人はほぼいないのではないだろうか。とはいえ、記憶に残る、歴史的な試合のいったいどのくらいの場面が記憶に残っているものなのだろ…