ashita text

野蛮に現在のテキストを積み重ね

起承転結はブーストしない、だから春は「起」

なにかおかしい。どこかが間違っている。
そう思ったらすぐ修正すればいいのだど、
なぜか(自分自身にとって)キリのいい絶妙なタイミングがあるのではないかと
ちょっと保留し、気持ち悪い間をつくってしまう。

その気持ち悪い間の取り方にそれぞれの人間性が出る。
ギャンブルはとくにそうだ。
負けが続いて、今日は流れが来ていないことがわかっていても
「もしかして次は勝つのでは」と続けてしまう。で、負ける。

どれに賭けるか守りか攻めか、
判断するタイミングに気持ち悪い間を粗製乱造する。

そんな気持ち悪い間が続いているとき、
これはヤバいと引き返す最終ラインとして
自分は起承転結が成立しているかどうかで判断している。

ただ機械的に賭けるよりも、
たとえ負けても何かが残るかどうか
それを客観的に起承転結の一部として成立しているかどうか。

なにごとも、根拠がなく判断しまくると
どこかで「自分はなにをしているのか」とわからなくなってくる。
いまは転なのか、まだ起なのか。もしかして結になってる?
素直に負けを認める人はいないのだから
せめて結=負けなら、すべてが終わる。

起承承承承承……とバグって止められなくなってしまうと
自分自身がいなくなってしまう。
起承転結はブーストしない。

競馬は春のG1シーズンがもうすぐやってくる。
すでに前哨戦(起)は始まっているかもしれないが、
春から起、私の中ではこれからが起だ。
そして、桜花賞と皐月賞が終わって承へと続く。