ashita text

野蛮に現在のテキストを積み重ね

千葉でミニムな言葉を投げあった

週末。正午。千葉県某駅。蒸し暑い駅の待合室で二十代後半くらいのアジア系男女に道を尋ねられた。なにを言っているのか分からないが、おそらくわかりやすいようにたどたどしい英語で話しかけているのだろう、それは分かった。しばらく聞いていると場所を訪…

緊張と緩和の奈落 −CANCER『THE MECHANISM OF RESEMBLING』展−

文字笑いの重なり 「もう笑うしかない」というようなシチュエーションがあったとして、そのときの笑いはどこに向けられているのか。自分でもなく、雰囲気でもなく、笑いがどこにも行かないという諦めで笑っているように思える。緊張の緩和じゃない弛緩しきっ…

記憶に残る場面、覚えないパスワード

ワールドカップサッカーで「記憶に残る試合だった!」というけれども、試合開始から終了までの一部始終をすべて覚えている人はほぼいないのではないだろうか。とはいえ、記憶に残る、歴史的な試合のいったいどのくらいの場面が記憶に残っているものなのだろ…